ITソリューション開発の上流工程品質を高める。
基本的な方向性
富士通のシステム開発標準プロセスSDEMおよび共通フレーム2007をベースに、RDRAやICONIX等の各種方法論からWBSを改良する。
また、『仮称:ソリューション連鎖熟成度モデル』と統合する。
上流工程の範囲
SDEMのVPからUIまでを基本とする。
ライフサイクルとWBS *WBSは抜粋
- PreVP *仮称。新たに定義する工程。日常的な脳内活動など。
- VP(情報化構想立案:IT Vision Planning)
- SP(システム企画:System Planning)
- RD(要件開発:System Requirement Definition)
- SPのアウトプット(システム企画書)からプロジェクト特性等を確認し、プロジェクト計画を作成する(全体、RD、次工程UI)
- 要件開発の進め方をユーザーにレクチャーし、作業の進め方について合意する。
- 要件を開発する。
- コンテキストモデルの作成
- 業務シナリオの作成
- 要求モデルの作成(要望の吸収)
- 概念モデルの作成
- 業務モデルの作成(要望の要求化)
- 業務フローモデルの作成
- 利用シーンモデルの作成
- ユースケースモデルの作成
- ユースケースシナリオの作成(要求の要件化)
- イベントモデルの作成
- プロトコルモデルの作成
- ロバストネスモデルの作成
- データモデルの作成
- 画面帳票モデルの作成
- 機能モデルの作成
- ドメインモデルの作成
- 非機能要件を定義する。
- 要件定義書を作成する。
- 要件定義書をレビューし、要件に対し最終的に合意する。
- UI(ユーザーインターフェース設計:User Interface Design)
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