【案内】小説『エクストリームセンス』について

 小説『エクストリームセンス』は、本ブログを含めていくつか掲載していますが、PC、スマフォ、携帯のいずれでも読みやすいのは、「小説家になろう」サイトだと思います。縦書きのPDFをダウンロードすることもできます。

 小説『エクストリームセンス』のURLは、 http://ncode.syosetu.com/n7174bj/

2009年9月26日土曜日

RDRA

 私は絶えずいくつかの仕事を並行して行っていますが、その内のひとつが新システムの要件開発です。この新システムでは、プロポーザル方式で複数社から提案を受けることにしていますので、要件開発に基づくRFPの作成までが主たる私の業務となります。
 今回の要件開発にあたっては、リレーションシップ駆動要件分析RDRA(ラドラ、Relationship driven requirement analysis)という手法を採り入れました。これは次期基幹システムでの苦い経験を基に、上流工程のあり方を自分なりに再構築する中で、RDRAに関する書籍に出会い、感銘し、これを要件開発の核になる方法論として組み入れようと考えたからです。
 これまでの知識経験とRDRAを組み合わせることにより、新たな要件開発方法論を手に入れた私は、6月からこの方法論による要件開発を進めています。進捗としては、9割弱まで開発が進んだかな、というところです。
 新しい試みですので、当然試行錯誤がありますが、中でもモデリングを効率的に行うことに最も試行錯誤しています。
 モデリングツールには、Enterprise Architectを使用していますが、モデルの規模が大きくなるにつれて、全体を効率よく整合させていく作業に工夫が必要になります。これは、私のツールに対する熟練度もあるでしょうが、モデルを描くディスプレイの大きさや紙の大きさなど、いくつかの制約の中でモデリングを進めるためには、私のみならず工夫がいるのではないかと考えています。
 そんな試行錯誤も、いずれ紹介できればと思うのですが、要件定義に悩みを抱え、RDRAをご存じないのであれば、是非一度RDRAを勉強してみてください。

関連記事
性質変換によるデスクワークの工場化
ソフトウェアの開発プロセスについて
Open Knowledge System
流麗な上流工程の研究(メモ)
コンテキストモデル(カスタマイズ版)
流麗なシステム開発の上流工程を実現するために
小さな要件開発
システム開発の要件定義に関する考察
要件開発の進め方~私のRDRA運用法~
RDRA(2) - RDRAとの出会い
RDRA

3 件のコメント:

  1. こんにちは神崎です。

    RDRAのサイト(http://k-method.jp/)でRDRAを活用されている方のサイトをリンクさせていただくことになりました。
    ついてはこの記事をリンクしてもよいでしょうか。

    Satohruさんのサイトは参考になる情報が沢山あるので是非紹介させていただきたいと思います。

    いかがでしょう。

    返信削除
  2. 神崎様へ

    快諾いたします。光栄です。よろしくお願いします。

    返信削除
  3. 神崎です。
    快諾ありがとうございます。

    それにしてもレスポンスも早いですし、情報発信量が半端ではないですね。

    これからもブログ楽しみにしています。

    返信削除