私が管理している情報システムを概要を紹介します。
私の会社のユーザー数は約100人。
すべての従業員はFeliCaのIDカードを持ち、
これによりCitrix Presentation Serverによって構築された
シンクライアント システムにログインします。
シンクライアントには、富士通のFMV-TCシリーズを採用しています。
プリント時もIDカードで認証する仕組みを採用しています。
つまり、情報のインプットとアウトプットで認証する仕組みを採り入れている訳です。
ちなみに、印刷にはリコーのimagio Neo C455itなどを採用しています。
このシステムが本稼働したのは2006年4月です。
シンクラ+リコー個人認証キットによるこのシステムは、
当時としては最新のソリューションでした。
このシステムを導入する以前を、私は博物館と表現しています。
NECの98シリーズ、IBM PC/AT互換機が併存し、
OSはMS-DOS、Windows 3.1からWindows XP、
サーバーOSはWindows NT 4.0からWindows Server 2003まで、
アプリケーションもバラバラ、とにかくいろいろなものが混在していて、
管理の手間は尋常ではありませんでした。
そこで、Transformationと呼称する中期的なIT戦略を社に提案し、
約6ヵ月かけて一気にシンクライアント システムに移行しました。
その後、システム障害などで運用の苦労もありましたが、
コストパフォーマンスが高く、セキュリティのしっかりしたインフラが構築できたと自負しています。
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