私は積極的に仮想化技術を採用しています。その第1の理由はコストですが、第2の理由は扱い易さです。物理的なものは扱いに手間がかかりますが、論理的なものは扱いが楽です。いまさらいう話でもありませんが、システム管理者として30台近いサーバーと100台を超えるクライアントを日々管理する私にとっては、運用管理の手間が減少することは大変嬉しいことです。
VMに関しては、MicrosoftのVirtual PCを手始めに、昨年Virtual Serverでの運用を開始し、今年、Hyper-Vを運用するために2台のサーバーを購入しました。現在は、System Center Virtual Machine Manager 2008の評価が終わり、まもなく本運用を開始する段階です。
System Center Virtual Machine Manager 2008は、VMの利便性をさらに向上させてくれる大変有益なツールです。私が気に入っているのはVirtual Server等を統合管理できる点と、ライブラリ機能、チェックポイント機能、P2V機能です。いずれの機能も、Virtual PCで初めてVMを体験したころに比べて、仮想化技術の恩恵をより一層享受してくれるものです。
現在は構想段階ですが、我が社の情報インフラを大々的に仮想化しようという構想を練っている最中です。大きなシナリオとしては、シンクライアント システムを仮想化技術の更なる採用によりパワーアップしようというものです。これについても本ブログで紹介していきたいと思います。
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