新プロジェクトの要件定義が始まって約1ヶ月が経ちました。今回のプロジェクトの開発手法は、開発チームを2班に分け、チームAは業務フローからユースケースを抽出し、チームBの私はドメイン分析からユースケースを抽出するというもので、双方の分析結果を突き合わせることでより豊かな分析を行おうという試みです。
今のところ、この手法はうまくいっています。双方の気づきやアイデアを交換し合うことで、システム要件はユーザー満足度の高い方向に進んでいると考えています。来週にはこうして導き出されたシステム要件をユーザーレビューし、私たち開発チームの成果を確認したいと思います。
私はドメイン分析を担当していますが、これまでのプロセスはざっとこんな感じです。
①ドメインモデルの作成。
②状態変化を伴うエンティティのステートマシンモデルの作成。
③トリガーからユースケースの抽出。
④状態変化を伴わないエンティティのCRUDからのユースケース抽出。
⑤スケッチしたUIからのユースケース抽出。
⑥UIスケッチにより、ユーザーにとって付加価値となる機能の発見と、この機能のドメインモデルへの組み込み。
一方、チームAはAsIsとToBeの業務フローを作成し、ここからユースケースを抽出します。その後ロバストネスモデルを作成し、そのエンティティからデータモデルを作成しています。
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