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2010年2月28日日曜日

論文執筆までの過程(メモ)

 突然、管理職昇格試験の通知が来て(考えてみれば該当年度だったが)、主要課題として論文の提出を求められました。文章を書くことは好きなので、論文という課題に抵抗はありませんでしたが、問題は、当たり前のことですがその内容品質です。そこで、今回の論文執筆にあたっては、これまで身につけてきた各種の手法や技法を駆使し、論文の構成を組み立てることにしました。

 まず、テーマの選定ですが、出題されたテーマは4つ。この中からひとつを選択し、その「課題と提案」を論じよという出題です。
 私は「組織」を選びました。もともと来年度は、業務改革や教育に力を入れたいと考えていたので、それほどの時間を要さずにテーマを決定しました。
 次に、論法の方向性ですが、私は「課題と提案」の「課題」というキーワードに注目しました。「課題」という言葉には、どちらかといえば将来に向かって改善すべき点、というような意味合いがあると思います。ということは、会社は管理職候補たちに、「現状を改善していくための、前向きな提案をして欲しい」という要求があると認識しました。そこで、現状が良いとか悪いとかではなく、「より良くしていくためにどうするか?」という理論と実践を構築することにしました。

 そうはいっても、やはり現状の問題点を整理することは重要ですので、まずは、TOC(Theory Of Constraints:制約条件の理論)の根本原因モデルにより、根本原因や循環する原因(負のスパイラル)を抽出しました。

 なお、本文で登場するモデルの作成には、Enterprise Architectを使用しました。

 次に、主要な問題に対する解決の方向性(大要求)を数十文字で記述し、なぜそれらの大要求が必要なのかという理由を「目的」として定義しました。この「目的」は、今回の論文で提案する施策の「目的」となります。そして、目的の実現方法である大要求を、私が「(行動の)3要素ツリーモデル」と呼んでいるモデルに落とし込み、大要求をさらに細粒化しながら、具体的な実現手段を検討しました。

 大要求の細粒化によって細かくなった実現手段を、価値提供の単位であるストーリーにまとめ、そのストーリーを今回はユースケースモデルで表現しました。
 例)大要求→その実現手段→その実現手段→その実現手段(a)
                →その実現手段→その実現手段(b)
   上記、(a)と(b)を実現することで大要求を満たす=価値提供の単位=ストーリー

 次は、ストーリーの実現シナリオを記述します。イメージとしては、ユースケースとユースケースシナリオに相当します。実現シナリオには、ストーリーの目的、方法、目標(またはベンチマーク、効果)の3項目を記述しました。

 基本的には、この実現シナリオを合成すれば論文ができあがるのですが、論理には論理の筋道であるストーリーが大切です。そこで、ストーリーをユースケースモデルで使用する「先行」・「呼出」の関係で整理することで、論文のストーリーを組み立てました。また、他の分析手法(バリューチェーンやマトリクス分析など)により、各種モデルやそこに記述されている文言を洗練化し、特に、「目的」を会社にとって魅力的な文章に磨きあげました。

 いよいよ論文の執筆を開始しますが、これまでの作業により、目的、ストーリーとその関係、実現シナリオを組み合わせ、文章として組織化することでシステマチックに執筆できるはずです。

 *今回は自身の頭の整理ということで投稿しました。文章だけでは伝えきれないことが多々ありますので、いずれ具体的なモデルを示しながら再編集できればと思っています。

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