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2009年12月30日水曜日

Open Knowledge System(9)

 今回は、knowledgeをCRUDするユースケースシナリオをロバストネス分析します。

 Rは前回分析済みですので、残りのCUDに該当するユースケースとユースケースシナリオを下図のように配置しました。これは今回の作業をしやすいようにした状態ですので、ロバストネス分析が終わればロバストネスモデル以外は破棄します。なお、私は全体の関係を一望にしたいので、下図のようにひとつのモデルとして描いていきます。モデルを分割するかどうかはお好みでよいのでしょうが、要素の関係をトレースできることが失われないように注意が必要だと思います。
 *言い方を変えると、私は「うっかり」が多いので、それを予防するためにも全体を見ながら作業します。今回の作業用モデルも、その一環です。
 
 下図中、灰色のダイアグラムは前回分析が終了したもの、薄いピンクが今回抽出したもの、赤字で示した「ユーザーを認証する」コントロールは、前回までは「トップページを表示する」コントロールでしたが、今回の分析により、管理者だけがknowledgeを削除できるという要件を再認識したので、修正しました。


 knowledgeを更新・削除するユースケースシナリオには、knowledgeを世代管理するための記述があります。このことは、世代管理のためのコントロールの出現を予感させますが、今回は「knowledgeを更新する」と「knowledgeを削除する」のふたつのコントロールに内包されているという解釈のもと、別のコントロールに分けることはしませんでした。knowledgeの世代管理に関するユースケースシナリオは他にもありますので、その分析時に世代管理の的確なモデル化ができると予想しています。

追記
 ひとつコントロールを見落としていたので追加しました。


 knowledge追加画面には、更新者などをデフォルト値としてセットしておいた方が良さそうです。そこで、「knowledge追加画面を表示する」コントロールを追加しました。

続く…

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